「あの店、どこだったっけ?」と悩む一方で、実はそのお店の近くを毎日通っている——こんな皮肉な状況に心当たりはありませんか? AjiatoのAndroid版には、この「見逃している再訪機会」を自動的に知らせる機能があります。「近くを通ったら通知」機能です。この記事では、この機能を最大限に活用する方法を解説します。

なぜ「能動的な検索」では不十分なのか

お店を忘れた時、私たちは「検索」しようとします。食べログで検索する、Googleマップの履歴を探す、友人に聞く。しかし、これらの方法には根本的な限界があります。「忘れている」ということは、「検索しようという発想すら浮かばない」ということなのです。

例えば、3ヶ月前に行った美味しいラーメン屋があったとします。しかし、その存在を完全に忘れている時、「あのラーメン屋を検索しよう」とは思いません。思い出せないものは、検索の対象にならないのです。

Ajiatoの位置情報通知は、この「忘却の壁」を破るための仕組みです。お店の近くを通った時に通知が届くことで、「あ、ここあの店だ!」という受動的な再発見を可能にします。自分から検索するのではなく、お店の方から「ここだよ」と教えてくれるのです。

通知機能の仕組み

AjiatoのAndroid版では、保存したお店の位置情報(GPS座標)を記録しています。そして、バックグラウンドでデバイスの位置情報を監視し、保存済みのお店の50m以内に接近した際に通知を送ります。

この50mという距離設定には意味があります。飲食店は密集していることが多く、100mでは「隣の店の通知」が頻発してしまいます。50mであれば、実質的に「そのお店の前を通った」と言える精度です。また、50m以内を通過した同じお店からの通知は、24時間に1回に制限されているため、通勤路に保存済みのお店がある場合でも通知が鳴り続けることはありません。

通知を有効にする手順

  1. 位置情報の権限を許可:Androidの設定で「Ajiato」に対して位置情報アクセスを「常に許可」に設定します。バックグラウンド通知には「常に許可」が必要です。
  2. 正確な位置情報をオン:Androidの設定で「正確な位置情報」をオンにします。これにより、GPSの精度が向上し、50m判定の信頼性が高まります。
  3. バッテリー最適化を除外:Ajiatoをバッテリー最適化の対象外に設定することで、バックグラウンドでの位置情報監視が安定します。※バッテリー消費は最小限に設計されています。
  4. 通知をオン:Ajiatoの設定画面で「近くを通ったら通知」をオンにします。

通知を受け取るためのベストプラクティス

通知機能を効果的に使うためのコツをいくつか紹介します:

1. お店を記録する時に正確な位置情報を取得する

Ajiatoはお店を記録する際、自動的に現在地を取得します。お店の中で記録すれば、位置情報の精度が最も高くなります。お店を出てから記録すると、位置がずれる可能性があります。

2. 通知を受け取ったらすぐに行動する

通知を見た時、「あとで行こう」と思うと、結局行かないことが多いです。通知を受け取ったその瞬間に、「今入るか、今週末に行くか」を決めるのが効果的です。Ajiatoの通知をタップすると、そのお店の詳細画面が開くので、その場でメモを確認できます。

3. 通勤路・通学路のお店を意識的に記録する

日常的に通るルート上のお店を記録しておくと、通知の機会が自然に増えます。「いつも通る道に美味しそうな店があるな」と思ったら、まずはAjiatoに記録しておきましょう。後日、改めて食べに行った際に評価を更新すればいいのです。

プライバシーへの配慮

位置情報をバックグラウンドで監視することに、プライバシー上の懸念を持つ方もいるでしょう。Ajiatoの位置情報通知機能は、以下の点でプライバシーに配慮しています:

まとめ:忘却を「通知」で補う

人間の脳は「行ったことあるお店」を忘れるようにできています。これは仕方のないことです。しかし、忘れたお店を「思い出す」きっかけを作ることはできます。Ajiatoの位置情報通知は、そのきっかけを自動的に作る機能です。

「近くを通ったら通知」をオンにしておくだけで、日常生活の中で「あ、このお店美味しかったんだった!」という再発見が生まれます。意図せず出会う再訪のチャンス——それが、この機能の最大の価値です。

※位置情報通知機能は現在Android版のみでご利用いただけます。Web版(PWA)では、ホーム画面の「再訪候補」表示で代替しています。

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Ajiato Project

「美味しい記憶の足跡」をコンセプトに、個人の食事体験を記録するアプリを開発・運営しています。